大阪市発達障がい者支援センターエルムおおさかさん主催の関正樹先生の講演会参加しました
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淀川区のステラ幼児教室・新大阪校です。
先日、大阪市発達障がい者支援センターエルムおおさかさん主催の「子どもたちとネットやゲームの世界ー大人が知っておきたいネットやゲームの付き合い方-(医療法人仁誠会 大湫病院 児童精神科医 関 正樹 先生)」の講演会に出席させていただきました。
SNS内でのいじめ問題、ゲーム依存症など、近年よく耳にするようになりましたよね。
ネットもゲームもなくなれば、このようなことはなくなるのかもしれません。
ただ、もちろんそんなことはできません。
では、これからどうやってネットとゲームのある世界で子どもたちと大人は関わっていけばいいのか…。
講演で、特に印象的だったことは、ネットやゲームの中に子どもの居場所があってもいいこと。ただ、人のいる居場所(家庭や学校)があることが前提であること。
子どもたちは、人のいる居場所を失うことで、相談相手がすべてネットやゲームになってしまいます。そのため、いじめを誰にも打ち明けられない、ゲームに依存してしまう状況に繋がってしまいます。では、大人が居場所になるためには…と、こんな話し方を教えていただきました。
「I(アイ)メッセージ」:「私は」と、自分を主語にして話します。
例えば、
子ども:ボソッと「おはよう」といった。
お母さん:「私は挨拶してくれて嬉しい」と伝える。
たとえ、子どもが小さな声で挨拶しても、お母さんからこのような返答がもらえると嬉しいですよね。
今回の講演では、小学生以上のお子さんが対象でしたが、「Iメッセージ」は、年齢問わず有効だなと感じました。