粗大運動から微細運動へ 身体の運動機能の発達を促す遊び
- 新瑞橋校
- 校舎のようす
- 幼児教室(児童発達支援)
瑞穂区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室・新瑞橋校です。
新瑞橋校に通っているお子さんの中には、手先が不器用なお子さんが多くおられます。
手先が不器用なお子さんには手先を使う課題をたくさん経験してほしいと思いますが、だからと言って苦手な課題で「できない」経験を繰り返すと、お子さん自身が課題をすることが嫌になってしまいます。
そこで、お子さんに楽しんで課題に取り組んでもらうために、運動機能の発達の順序を考えて課題設定をしています。
運動機能は全体から部分へと発達していくので、手先の巧緻性を高めるためには、
身体全体の大きな動き⇒肩や腕の動き⇒手首の動きという順序で、運動機能を獲得していくことが必要です。
手先はまだ不器用ですが、身体全体を動かすことができるようになったお子さんに、楽しみながら肩や腕、手首を動かす遊びはないかと考えたのが、おばけの顔を描いた風船をうちわであおいで動かす遊びです。
おばけはお子さんの気持ちをくすぐり、腕や手首を使ってうちわをたくさん動かしてくれます。
うちわで上手にあおぐと風船が不思議な動きをするので、とても楽しんでくれています。
ちょっとした工夫で楽しく身体を動かすことができるので、お子さんが「やった」という成功体験を増やし、いろんな動きが経験できるようにしていきたいです。