紙コップやストローなどの身近な素材を使った制作課題とねらい ~9月の月例研修より
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- 幼児教室(児童発達支援)
名古屋市瑞穂区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室・新瑞橋校です。
ステラでは各教室で月1回指導員の研修を行っており、先月は29日に月例研修を行いました。
今回の研修内容は制作についてと、虐待防止研修でした。
まず、制作については、普段の制作をどのようなねらいで行なっていくと良いか、また先生たちがどのようなねらいで行っているかを話しながら、作品を紹介し合いました。
一番最初の写真は秋にちなんで、どんぐりとさんまです。
アルミホイルで作ったさんまは立体的で、本物そっくり。紙皿で作られた網で焼かれて、おいしそうです。
二番目の写真は遊べるおもちゃです。
ストローで息を吹くとビニールが膨らんだり、犬の舌がのびたりして、作った後も楽しむことができます。
三番目の写真はみんなが大好きな食べ物です。
たこ焼きやジュースなど、簡単にできて、完成度が高いものを考えて作っています。
先生たちは、お子さんに楽しく制作に取り組んでもらえるように、いつも工夫を凝らしています。
季節のものを取り入れたり、お子さんの好きなものや興味があるものを取り入れたり、考えられているものばかりです。
素材も作り方も様々、ねらいも様々ですが、お子さん達が達成感を持ち、自己肯定感を上げていくというねらいはどれも共通しています。
また、虐待防止研修では、まず、ステラの虐待防止綱領を確認し、身体的虐待、精神的虐待など種類を挙げながら、具体的にどのような行為が虐待にあたるかということを話しました。
そして、それを踏まえて、どのような状況で起きる可能性があるか、ステラの授業の状況に沿って考えていきました。
平成24年に障害者虐待防止法が施行され、令和4年度から障害福祉施設職員への虐待防止研修の実施が義務化されましたが、時々ニュースなどで障害者への虐待を聞くことがあります。
私たちもこのような研修で、定期的に普段のお子さんへの対応や支援の仕方を振り返り、日々、虐待の可能性についても意識しておくことも大切であると感じました。