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感覚統合にもコミュニケーションにも使える!ピーナッツボールの様々な活用法

2023.10.10
  • 校舎のようす
  • 幼児教室(児童発達支援)
  • 上飯田校

名古屋市北区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室上飯田校です。

ステラには、様々な教材がありますが、今回は、ピーナッツの形をしたバランスボールである、「ピーナッツボール」を紹介します。

ピーナッツボールは普通のバランスボールと違い、中央に凹みがあるため安定感があり、乗って弾んだり、凹みに身体をはめて揺れたりすることができ、小さなお子さまから、大人まで様々な使い方をすることができます。
体幹が弱いお子さまが体幹を鍛えたり、身体のバランスのとり方や力の入れ方などを身につけたりするなど、運動や感覚統合に使うことが主な使い方です。
しかし、ステラでは他にも工夫した使い方をすることで、お子さまに様々な面での成長が感じられています。

例えば、ひとり遊びが多いお子さまが、ピーナッツボールを先生と使っている時に、何か要求するような反応やしぐさが見られた場合、お子さまの要求を言語化していきます。
それを何度も繰り返していると、先生に「ゆらゆらして」「高くして」などと要求する場面が増え、先生とのコミュニケーションが広がるということもあります。

また、言葉が出ていないお子さまも、ピーナッツボールで揺らすのをやめた時に、先生に目を合わせて期待するような様子が見られることがあります。
そのような時に、人に対して関心を向ける機会や、人を介すと楽しいことがあるという経験を増やしていくこともできます。
また、さらに進むと、ドロップタップを使い、「もう1回」というボタンを押すともう1回してもらえるということを結びつけていくと、要求を人に伝わる形で表出することもでき、内言語を増やし、いつか言語としての表出も期待できると思われます。

また、集中しにくいお子さまが最初にピーナッツボールで思いっきり遊ぶことで、次の課題に集中できる姿が見られたり、好きな遊びはするけれど苦手な課題にはなかなか取り組みにくいお子さまが、あとに好きなピーナッツボールで遊ぶために苦手な課題も頑張る姿が見られたりします。

お子さまが大好きなピーナッツボール。
お子さまからのアプローチが増え、それに先生が応えることで信頼関係作りにも活躍している教材です!

以前の記事でもピーナッツボールについて取り上げています

運動だけじゃないピーナッツ型バランスボールの使い方

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