作って楽しむ！子どもの好きなものを活かした関わり遊び
2023.11.18
- 校舎のようす
- 幼児教室（児童発達支援）
- 港校
名古屋市港区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室・港校です。
ステラでは授業で制作を行うときに、よくお子さんの好きなものを取り入れ、楽しみながら意欲を持って取り組めるように工夫をしています。
今回は、虫が好きなお子さんに、カブトムシやクワガタムシの制作を取り入れました。
まず、画用紙に、木の幹をクレヨンで描き、ちぎった折り紙で葉っぱを作って貼り、木を作りました。
そして、折り紙のつのや羽や足、シールの目を体の部分に貼って、カブトムシやクワガタムシを完成させました。
そこで、作ったカブトムシやクワガタムシを木を描いた画用紙に貼って終わりにするのではなく、「カブトムシやクワガタムシは何しているのかな？」などと、お子さんの想像の世界を膨らませて、一緒にやり取りを繰り広げていきます。
すると、お子さんは作った虫を手に取って、先生と一緒に木を登らせたり虫同士を戦わせたりし、先生と自分の世界を共有しながら遊び、楽しい世界が広がりました。
制作というと、手先を使って手指の微細運動をすることや、物を組み立てる、何かを作り上げる達成感を味わうことが思い浮かびやすいですが、お子さんの好きな題材で制作を行うことで、お子さん自身がやりたいことや持っているイメージを表出させたり、関わり遊びを楽しんだり、遊びの幅をより広げることもできます。
お子さん一人一人によって好きなものや興味のあるものも、つけてほしい力やねらいも異なるので、個々に応じていろんな題材を工夫して使っています。
