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ゲームを通して、勝ち負けの柔軟な捉え方や気持ちの折り合いをつけ方を学ぶ

2024.06.07
  • 個別支援塾
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  • 藤が丘校

発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・藤が丘校です。

授業終了数分前になると、校舎内がにわかに盛り上がることがあります。
授業を頑張った生徒さんに対する、いわゆる「ご褒美の時間」の時です。

生徒さんによっては授業の一環として、生徒さんと先生の「勉強以外の交流の時間」を設けています。
この時間が「ご褒美の時間」であり、この時間を楽しみに通う生徒さんもいます。
藤が丘校でも、ぬりえやボードゲームなどで遊ぶ生徒さんと先生の姿が見られます。

さて、ゲームなどをしていると、勝ち負けが決まってしまう場面があります。
そんな時、勝負に「絶対勝ちたい!」「負けるのは悔しい!」という生徒さんは、負けそうになると感情を抑えられない姿が見られることがあります。

制限時間内に完成できないパズルに腹を立ててしまったり、勝負に負けそうになるとトランプをぐちゃぐちゃにしてしまったり…。
「勝たないといけない」と思ってしまったり、「0か100か」の思考になってしまったりしているのですね。
これも、学習だけではなかなか見えてこない、生徒さんの大切な一面です。

生徒さんがゲームに負けて感情を抑えられなくなった時、「悔しかったね」と生徒さんの気持ちを受けとめつつも、藤が丘校の先生は、このように伝えます。
「ゲームは、楽しむためにやるものだよ」
「勝ち負けだけを決めるものではないんだよ」

もちろん、すぐに感情を抑えることは難しいです。
「生徒さんが怒る」「先生が諭す」を繰り返しながら、少しずつ生徒さん自身が気持ちの折り合いのつけ方や柔軟な考え方を身につけていき、苛立ちをおさめることができるようになっていくのです。

「この前より怒る時間が短くなってきたね」
「少しイライラしたけど、怒らずにゲームを終われたね」

そのように自分の少しの変化を認められたり、褒められたりすることで、生徒さんの感情や考え方に、良い方向の変化が起こります。
こんなやり取りも、当塾の学習の一つです。

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