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ノーチャイム制の導入で生徒の自主性が向上

2024.06.21
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授業開始や終了を知らせる、学校のチャイム。
明治時代に始まったこの時報は、当初は鐘や太鼓が使われ、現在のチャイム音が定着したのは1950年代だそうです。

鳴るのが当たり前だと思っていたチャイムですが、チャイムを鳴らさない「ノーチャイム制」を導入する学校もあります。

「ノーチャイム制」は、2002年度実施の学習指導要領で、授業時間の弾力的な運用が可能となったことから、導入されるようになりました。
そもそも、チャイムについての規定はなく、チャイムを鳴らすかどうかはそれぞれの学校次第です。

当塾も駅前に校舎を持つ、刈谷市。
刈谷市の公立中学校では、6校すべてで「ノーチャイム制」が導入されており、20年ほど前から取り組んでいる学校もあります。
チャイムと共に学校生活を送った身としては、「みんなどうやって時間を守るのだろう」と興味津々。
そこで、刈谷市の中学校に通っていた、当塾の先生に尋ねました。
すると、こんな答えが返ってきました。

「学校にたくさん時計があって、自分で時間を見ながら行動していた」

ノーチャイム制で期待されることの一つに、「生徒の自主性が育つ」ということがあります。
いずれ社会に出るお子さん達に追々必要となる時間管理を、学校生活で習慣にする機会となっています。
さらに、生徒同士で時間を教え合い、声を掛け合う文化も生まれたそうです。

当塾の刈谷校では、授業3分前になると、自ら教室へ向かう生徒さんの姿が見られます。
「あ、この子は刈谷市の中学生さんだな」と、何気なく思うことも、ノーチャイム制がもたらす一つの形だと感じます。

参考:読売新聞オンライン

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