算数が苦手な子どもへの学習支援 ~個別支援塾の教師研修会
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾です。
当塾では、2、3ヶ月に一度、「教師研修会」を開催しています。
目的は、先生達のスキルアップです。
研修会で障害についての知識を深めたり、発達や特性に応じた有効な支援方法など学んだりし、当塾での指導に活用しています。
5月の研修テーマは、「算数が苦手な子どもへの支援」でした。
今や困ったときにインターネットで調べると、様々な情報が出てくる時代です。
分からない問題を調べると解き方や答えが、子どもへの対応なども調べると対応の仕方が出てくることもあります。
しかし、そのようなマニュアルに沿った対応や、「このような問題行動にはこう対応しよう」といった機械的な対応では、障害を持った子どもに対する特別支援教育の指導としては不十分です。
特別支援教育には、「アセスメント(客観的な評価・査定)」が必須です。
一人一人の発達や特性を理解し、子どもが苦手なことや困難なこととの因果関係を知り、科学的分析に基づき、その子どもに合った指導・支援を検討していくことが大切です。
中でも算数は、言語能力、注意力、継次処理や同時処理、空間認知など、様々な能力が必要なことから、障害の有無にかかわらず、苦手さが出やすい教科です。
そのため、「子どもが何を理解していて、どの部分につまずいているのか」ということを分析し、子どもにとってわかりやすい方法を用いた支援が、より求められます。
今回の研修では、「数の概念の理解」に重きが置かれました。
「数の概念の理解」には、数を数える数唱ができることの他に、ものと数との一対一対応ができること、「多い」「少ない」などの数量としての理解や、「ひとつ」「一本」など数えるものの種類によって言い方が変わるなど、幅広い理解が必要です。
数字に興味があり、すぐに覚えてしまう子どもでも、応用が必要な「数の概念の理解」は難しい場合もあります。
研修では、計算をする前段階の「数の土台」を身につけることの重要性と、その学習方法・指導方法が紹介されました。
今後の当塾での指導にも活かしていきたいと思います。
参考:LITALICO発達ナビ、特別支援教育のトビラ、親子DE発達凸凹86、コトノハ教室
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