トークンエコノミーで、学習意欲を高める工夫
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾です。
皆さんは、買い物をした時にポイントをためているでしょうか?
ポイントがたまるとワクワクし、何かに交換することを楽しみにした経験があることと思います。
当塾では、授業に取り組んだお子さんに、ポイントがたまるシステムを使っています。
「ポイントをためる」という、よく見られるこのシステムは、「トークンエコノミーシステム」と呼ばれる、行動療法の一つです。
「トークン」と呼ばれる「代替通貨」を使用して、「望ましい行動」を引き出す方法です。
買い物での望ましい行動は「(お客さんが)買い物をすること」ですが、当塾では、お子さんの目標とする望ましい行動を、「授業に取り組むこと」としています。
トークンには、「スタンプ」を利用しています。
お子さんがトークンをためる上で、たまった数がわかりやすく、見通しを立てやすくするため、スタンプは「ポイントカード」に押しています。
ステラ個別支援塾のポイントカードの使い方
① 授業を受ける
お子さんと一緒に授業に取り組む担当教師が、お子さんのがんばりを見ていきます。
② スタンプを押してもらう
その日のお子さんのがんばりに応じて、担当教師がポイントカードにスタンプを押します。
(担当教師ががんばったと思えばスタンプ1個、さらにもっとがんばったと思えばスタンプ2個)
③ ポイントを貯める
スタンプ1個で、10ポイントに相当します。
ポイントカード1枚で、スタンプ12個=120ポイントがたまります。
④ ごほうびと交換する
120ポイント以上たまると、ポイントに応じてお菓子やジュース、図書カードなどのごほうびと交換できます。
トークンと交換できるごほうびは、「バックアップ強化子」と呼ばれます。
強化子とは、「行動の頻度を高める環境の変化(刺激)」のこと、つまり、ごほうびのように、「より行動を増やす要因となるもの」のことを言います。
「行動(授業に取り組む)」のあとで、「強化子(ごほうび)」を提示することで、その行動は「強化(より授業に取り組む)」されることになります。
トークンエコノミーシステムをこのように使用して、お子さんの意欲を高め、楽しく授業を受けられるように工夫をしています。
参考:発達障害専門HaffyのABA療育教室、やさびと心理学、埼玉ABAセラピー研究所、ABAスクールTogether