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「書く」ことへの苦手意識や、抵抗感を減らす取り組み

2024.07.18
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・一宮校です。

「書く」ということに苦手意識を持つお子さんは、結構多いのではないでしょうか?
デジタル化された現代。パソコンやスマホで入力すると漢字に変換されたり、音声入力で文章化されたりするので、「書く」機会は昔より減っているかもしれません。
しかし、日々の学習の場面や、日常生活の中で、アナログな筆記が主流になっているものも多数あります。
また、日本の学校で使う字は、ひらがな、カタカナ、漢字があり、英数字まで含めると多岐に渡ることから、「書く」ことの困難さが様々な教科の学習のつまずきにつながっていることもあります。

お子さんの「書く」ことの苦手意識を減らし、学習に取り組んでもらいやすい方法はないだろうか?
一宮校では、次のような方法を考え、取り組んでいます。

使用するのは、真っ白な無地の自由帳。
マス目や線もなく、一枚ずつ切り離しのできるものです。
計算、文章、授業中に書くもの何でも、この自由帳に書き込みます。

マス目や線は目安となって助かる部分がありますが、「線に沿って真っ直ぐ書かないと」「マス目におさめないと」と、プレッシャーになってしまうこともあります。
無地であれば、そういったプレッシャーを減らすことができます。
また、「この字や絵がよく書けているから、ぜひお家で家族の方にほめてほしい」といったときに、サッと切り離して渡せるのも利点です。

ホワイトボードも、この取り組みに活用できます。
書くことの大変さには、「書きにくさ・消しにくさ」も影響しています。
紙に書くのに比べて、ホワイトボードでの筆記の方が軽い書き心地で、さらにすぐ消せる気軽さから、書くことへの抵抗感を軽減することができます。
また、大きいホワイトボードに書くことの特別感から、書くこと自体が楽しみになることも期待できます。

一部のお子さんの授業から始まったこの取り組みは、一宮校の先生達の間で徐々に広がっています。
お子さん達が伸び伸びと書ける自由帳、ホワイトボードは、お子さん達の精神面、学習面でいい影響を与えてくれています。

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