子どもたちと共に成長するグラプトフィラム
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・藤が丘校です。
藤が丘校には、長年生徒さん達と一緒に成長しているものがあります。
「グラプトフィラム」、別名「クロトンモドキ」。
まだら模様の葉が特徴の、低めの常緑樹です。
現在の教室長の赴任以前から、待合スペースの窓辺にそっと佇んでいます。
藤が丘校の重鎮ですが、実は長らく生長がよくありませんでした。
なかなか背が伸びず、葉もすぐ取れ、寂しい見た目になったことも。
「このままでは、木がダメになってしまう…」
そこで教室長は、水やりの方法を変えてみることにしました。
週1回の水やりタイム。
鉢の受け皿を外し、鉢の縁まで並々と水を注ぎます。
水がすべてはけ終わったら、再び並々と注ぎます。
これを3回繰り返し、土の中を新鮮な水でいっぱいにします。
根気強く水やりを続けること3年。
今では葉が取れることはなくなり、少しずつ背も伸びてきたグラプトフィラム。
最近新しく小さな葉が生えてきたことに気づいた教室長は、ホッと胸を撫で下ろします。
ゆっくりと芽吹くグラプトフィラムに、生徒さん達の姿を重ね合わせることもあるという教室長。
速いペースで繰り返すのが性に合う生徒さん、ゆったりとしたペースで着実に進んでいく生徒さん、成長の方法は千差万別です。
困っていることに応じて、その子に合った吸収の仕方を探り、働きかけ続ける。
効果が現れるのを信じて待つことも、教育者の仕事の一つです。
教室長は、生徒さん達とグラプトフィラムの成長を、日々実感しています。
そうしてグラプトフィラムは、今日も窓辺で生徒さん達を見守りながら、一緒に成長を続けています。