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学校教育と共に変化する、子どもたちの夏休みの宿題

2024.09.07
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・千種校です。

今回もたくさんの方にお越しいただいた夏期講習。
先月まで千種校でも、連日生徒さん達で賑わっていました。

今年の夏期講習。生徒さん達より夏休みの宿題を伺っていると、今年は宿題に変化が見られているように感じました。

以前は夏休みの宿題というと、日記や漢字・計算ドリル、読書感想文などがよく聞かれましたが、今年はこれらを必須としない学校が増えたのです。
代わりに課されたのが、「自由課題」。
調べ物をしたり、ドリルを解いたり、何かを作ったりと、自分で課題を決め、「何に取り組んでも良い」自由な課題です。

ドリルなどの宿題は反復学習が中心で、苦手な生徒さんには取り組むだけでも大変ですが、自由課題のように、「どんなものも学びにつながる」という姿勢の課題は、望ましい面もあります。

しかし、自由に何をしてもよいとなると、「何を課題にしたらよいのか?」「どうサポートしてよいのかわからない」という保護者の方の声も聞かれます。

当塾の季節講習のコースは、課題をお持ちいただく「ワークコース」、苦手分野を伸ばす「教科コース」、中学・高校などの「受験コース」、他にも作文や造形のコースなどをご用意しています。

では、自由課題は何コースになるのか?

千種校の教室長はこう考えました。

生徒さん主体で選ぶ・探すタイプの自由課題も、大きく括れば学校から出された課題なので、今年は、「ワークコース」で対応することにしました。
「何をすればいいのか」とお困りの保護者の方と相談し、生徒さんに合った課題を探していきました。

学習指導要領の改訂に伴い、学校での学習内容は変化していきます。
学校教育でも、主体的な取り組みを促す「アクティブ・ラーニング」の視点が取り入れられた背景もあり、長期休みの宿題見直しの流れは、今後も続きそうです。
急激な転換に戸惑いもありますが、「より得意な分野を深く学ぶことができる」「より個々に合った課題に取り組める」などという良い側面もあります。

ステラ個別支援塾でも、今後も引き続き、個々の生徒さんに合わせることはもちろん、学校や時勢にも合わせて、柔軟な対応を心がけていきたいと思っています。

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