ブログ ブログ

お子さんに合わせた教材と授業の工夫 ~単位や漢字の学習

2024.09.26
  • 個別支援塾
  • 校舎のようす
  • 一宮校

発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・一宮校です。

今回は、単位と漢字の授業の工夫をご紹介します。

まず、単位の学習では、
「1L=1000mLはわかるのに、2L=?mLが答えられない」
というように、「単位の概念を理解しにくい」生徒さんが多く見られます。
このような場合、「プリントなどの縮小された絵や図では、単位と実際の大きさや量などが結びつきにくい」ことが原因となっていることがあります。
この対策として、実際の容器を使い、体験を通して学ぶ授業を行っています。
紙パックやペットボトルを使い、「100mLの容器10杯分の水を、紙パックに入れると1L」「その紙パック2杯分の水を、ペットボトルに入れると2L」という具合で、体験を通して理解を促します。
授業を受けた生徒さんは、プリントを解く際にも「わかるようになってきた」と、効果を実感している様子です。

次に、漢字の取り組みでは、
「覚えることが苦手」
「画数が多くて書くのが疲れる」
「間違いを正されることで抵抗感が生まれる」
など、漢字は書く場面が多いために、自ずと苦手意識を感じてしまいやすくなります。
そこで先生は、「生徒さんの興味のあるものや好きなものと関連づける」という方法を考えました。
例えば、魚に興味のある生徒さんに向けた教材。
難易度は問わず、様々な魚へんの漢字を集め、「へん」と「つくり」に分割し、「つくり」と「読み」から連想して漢字を覚えてもらうという試みです。
これから取り組むところですが、好きなものを導入として、漢字に興味を持ってもらえるようにしていきたいと考えています。

このように、日常生活と結びつけた体験や教材を通して、生徒さんの学習に向かう気持ちを上げ、理解を進める授業の工夫をしています。

シェアする

フォローする

ブログトップへ
資料請求・見学 無料体験のお申し込み