LD(学習障害)などの読みづらさに便利な道具、リーディングスリット
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・刈谷校です。
「リーディングスリット」をご存知でしょうか。
「リーディングトラッカー」などとも呼ばれ、文章1行分が透明で両隣の行を隠すことができ、読みたい行だけが目に入る仕組みで、本やプリントなどに当てて使います。
視覚的に読みやすくなるため、LD(学習障害)などで読むことに苦手さがある場合はもちろん、子どもから大人まで便利な道具です。
刈谷校でも、リーディングスリットを活用しています。
保護者の方から「文字を読み飛ばしてしまう」という困りごとをよく聞きますが、集中力が続かない、目で追う力が弱い、たまたま目が疲れているなど、理由は様々です。
そんな「読む難しさ」を今すぐ軽減するため、リーディングスリットは有効です。
とても便利な道具ですが、「知らなかった!」というお声が多く、世間の浸透は今ひとつのようです。
刈谷校は無色のリーディングスリットを用意していますが、色付きのものも販売されています。
「透明は見えやすい」「緑色だとスムーズに読める」といった具合に、見え方は人それぞれ。
クリアファイルや半透明の下敷きに、無地のマスキングテープを貼るだけで、簡単に自作できるので、自分に合ったものを使うのが良いでしょう。
使用することで、字や行を飛ばしてしまったり、同じ行を繰り返し読んでしまったりすることが少なくなり、ストレスも軽減されます。
初めて使ったある生徒さんは、すんなり読めたことに小さな驚きを感じたそう。
リーディングスリットを使ううちに読むことに慣れ、今では使わなくなった生徒さんもいます。
刈谷校の生徒さん達の読みづらさをサポートするため、日々リーディングスリットが活躍しています。