調べもの学習で、お子さんの「知りたい」「こうしたい」という気持ちを育てる
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・刈谷校です。
「調べもの学習」という学習法を知っていますか?
わからないことや知りたいことを実際に自分で調べたり、体験したりして、情報を集めて自分でまとめる学習のことを言います。
昨今、お子さん達の間で「調べもの学習」の言葉がよく聞かれるようになり、学校の宿題でもよく目にするようになりました。
「この単語、知っている?」
「わからない。調べてみよう!」
刈谷校でも、こんなやり取りが時折聞こえてきます。
調べる方法はたくさんありますが、大まかに2種類。
ひとつは、デジタルツールです。
パソコンやタブレットは、とても便利です。
検索をするにも、書きが苦手なら音声入力、読みがわからなければ手書き入力など、色んな方法でアプローチできます。
小さい頃よりデジタルツールになじんでいるので、スムーズに取り組めるお子さんも多いのではないでしょうか。
また、もうひとつの、アナログな調べ方にも良さがあります。
普段、あまり本を読まないお子さんこそ、調べものをするときに、あえて辞書を使ってみてはいかがでしょうか。
辞書をひく時、ページをめくる手先の動きや、数えながら指を動かす感覚、ページや語句を目で追う力など、様々なものが養えます。
特に低学年の生徒さんには、実物に触れて調べ物をしてもらいます。
辞書のひき方を学習しながら、調べ物の周囲の言葉や絵をたまたま目にし、そこから学びが広がることも、貴重な機会です。
刈谷校では、知りたい情報の調べ方を身につけてほしいと思っています。
例えば「海」を調べる時、知りたいのは海の生き物か、それとも海の気候か、など、自分が何を調べたいかを明確にすることが必要です。
このプロセスを踏むことで、具体的に何を知りたいのか自分の考えがはっきりし、「もっと知りたい」につながります。
お子さん達の「知りたい」は、成長のための大切な気持ちです。
「知らない」で止まってしまうお子さんには「一緒に調べてみよう」と一緒に調べ、「知りたい」と進むお子さんには「一緒に調べ方を考えよう」とお子さんに調べ方を選んでもらったり、考えてもらったりします。
まだ自分の気持ちがはっきりしないお子さんも、また、自分から気持ちが出しにくいお子さんも、先生達はお子さんの中にある「こうしたい」の気持ちを引き出せるよう、指導しています。
刈谷校では、自分で調べる楽しさを発見し、学習に前向きな気持ちで取り組めるサポートをしていきたいと考えています。
参考:文部科学省HP、ブリタニカジャパン、ベネッセ、SKYMENU Cloud、キャリア教育ラボ