時間の意識と子どもの自主性を育む習慣づけ
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・名駅校です。
時々、保護者の方から、お子さんに対するこのようなお悩みをお聞きすることがあります。
「こちらが声をかけないと動かない」
「時計を見て行動する習慣がない」
このようなお悩みの本質は、「いつまでも自分がサポートできるわけではない」という、お子さんの将来への不安です。
特性上、時計を読むことが難しい、時間感覚を持ちづらいお子さんもいます。
しかし、学校や職場へ行く、友達との約束や電車の発着時間など、将来お子さんに必要となる「時間を把握して動く力」は、しっかり養わなければいけません。
そこで、名駅校では、時計の学習や読みやすい時計の導入の他、時間を意識する習慣づけの機会を作っています。
取り組むのは、授業前の待ち時間や休憩時間。
「授業開始のチャイムが鳴ったら、教室に入る」
「5分の休憩時間が終わったら、教室に戻る」
こういった決め事をして、お子さん達に自由時間を過ごしてもらうのです。
当初は、本に夢中でチャイムが聞こえなかったり、おしゃべりしていて時計を見ていなかったりして、先生から「授業始めるよ」「休憩終わったよ」といった声掛けが必要になることがほとんどでした。
しかし、取り組みを続けるうちに変化がやってきます。
チラチラと時計を気に掛けたり、自発的に休憩を切り上げたりするお子さんなど、時計を見て動く感覚が掴めてきている様子が見られ始めたのです。
お子さん達の成長に伴い、先生達の声掛けも「チャイム鳴ったよ」「休憩何時までだった?」と、教室へ向かうよう促すものから、気づきを促すものに変わりました。
お子さんの自主性を育む
時間感覚を養う日々の積み重ねが、さらにたくさんのお子さんの力になることを目指し、名駅校は指導しています。