名古屋市名東区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室・一社校です。

早いもので、今年も残りわずかとなりましたね。
年長さんにとっては、ステラに通うのもあと3ヶ月少し。
小学校生活に期待と不安が入り混じっていることと思います。

一社校には現在、21名の年長さんが在籍しています。
先生たちは、21名それぞれに就学までの目標を決め、小学校生活に向けての授業を行っています。

授業の中で行っている取り組みには、例えば、使ったプリント類のファイリングがあります。
小学校では、プリント学習をした後に、自分でプリントを整理しなければいけません。
その都度ファイルする習慣をつけておくと、必要なプリントがカバンの中でぐちゃぐちゃになることはありません。
簡単そうに見えますが、物の管理は苦手なお子さんも多く、意外と小学校に入ってからできそうでできないことでもあります。
そこで、ステラでは、使ったプリントにパンチで穴あけをし、ファイルに綴じてもらっています。
ファイルにプリントを綴じ、カバンの中に入れて持って帰る練習をすることで、小学校生活の練習の一つになります。

また、その他の取り組みとしては。ステラノートの活用があります。
小学校では、ノートのマス目の中に文字を書く練習をします。
手先が不器用なお子さんなど文字を書くことが苦手なお子さんには、マス目の中に文字を入れて書くことはなかなか難しいことです。
そこで、ステラでは、小学校のノートに慣れるように、小学校で使われるものと同じ大きさのマス目のノートを作成し、練習をしています。
ステラノートは、お子さんが書きやすいように、紙の厚さやマス目の大きさなどを変えることができるので、お子さんに合わせたノートを作ることができます。
また、小学校では下敷きを使いますが、初めて使う時には使い方がわからないお子さんも多いものです。
ステラノートを使う時に、下敷きを使う練習も一緒に行うことができます。

就学に向けた目標を設定し、それぞれ取り組んでいくことで、小学校生活が少しでもスムーズに始まればいいなと思っています。