名古屋市瑞穂区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室・新瑞橋校です。

年長さんのお子さん対象に、小学校入学に向けての取り組みを行っている「就学準備クラス」。
12月の取り組みは、着替えをたたむ練習の2回目と、体育（大縄跳び）を行いました。

小学校の体育の着替えは、時間を見ながら、体育の授業が始まるまでに着替えないといけません。
それを踏まえ、就学準備クラスでは、時間内に着替えることや、脱いだ服をきれいにたたむ練習をしています。
今回は、着替えをたたむことは2回目だったので、机の上に広げてたたむのではなく、自分の身体の前面を使ってたたむ練習をしました。
繰り返し練習することで、たたみ方のコツを学び、小学校に入る前にお子さんの身についたらいいなと思っています。

また、大縄跳びは、小学校の体育や休み時間などに経験することが多いものの一つです。
最初は3～4人で大波小波を跳ぶことから始め、回した縄を跳ぶことにも挑戦しました。
床に跳ぶ位置の印をつけておくと、縄が印のところに来た時に跳ぶことがわかりやすくなるので、跳ぶタイミングがつかみやすくなります。
目と体を動かす協応動作が苦手なお子さんも多いので、ステラではビジョンクラスや、お子さんによっては個別療育の中の一部で、ビジョントレーニングを取り入れています。

その他に、小学校の授業では、黒板の文字を見て、手元のノートに文字を書き写すことなどが必要です。
板書は、書字が苦手なお子さんだけでなく、書いてある文字を少しの間頭の中にとどめておかなければいけないので、ワーキングメモリーが低いお子さんにも苦手な作業です。
そこで、就学前に、黒板の文字をノートに書き写す練習も行っています。
最初は少ない文字数から始め、だんだん板書を写すことに慣れると、長い単語も書けるようになりました。

就学準備クラスの回数も残り少なくなりました。
ステラでの取り組みが、小学校生活で活かされるといいなと思っています。

以前のブログでも、就学準備クラスについて取り上げています。

小学校での流れを体験する、年長児さん対象の就学準備クラス

小学校に向けて、就学準備クラスがスタートしました