工作で楽しく指先の巧緻性を高めるトレーニング
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾・藤が丘校です。
早いもので冬休みも終わり。
12月のクリスマスと1月のお正月という、生徒さん達が楽しみにしていたイベントが終わってしまい、まだ生活リズムが戻っていない生徒さんもおられるかもしれません。
藤が丘の駅周辺では、少し前まで、クリスマスツリーがあちこちで飾られ、道行く人々の目を楽しませていました。
駅のロータリーには、赤や金色の飾りで可愛らしいもの。
駅前のスーパーの入り口には、雪をイメージしたシックなもの。
様々なツリーに、藤が丘校の生徒さん達も「ツリーができたよ!」とよく話題にしていました。
藤が丘校でも、カウンターにそっと置かれた小さな飾りでささやかなクリスマスを演出し、授業でもクリスマスのものが取り入れられていました。
授業中のリフレッシュや、授業を頑張ったご褒美に、取り組まれる工作。
クリスマスの時期に作ったのは、紙コップのクリスマスツリーです。
取り組むのは、微細運動が苦手な生徒さん達。
細かい絵柄をはさみで切り取る、紙を綺麗に折る、丁寧に揃えて貼る、といった細かい作業が多いことから、指先を使うことが苦手なお子さんには、なかなか大変な作業です。
最初のうちは、「面倒だな…」とやる気の起きない生徒さん達もちらほら。
でも、先生が作り始めると、だんだんとやりたくなってくる様子。
「それ切ってみる」「これ折ればいいの?」など、徐々に一緒に取り組んでくれるようになります。
せっかく作り始めても、必ずしもその日の間に完成するわけではありません。
途中で時間切れになってしまうと、「もっとやりたい!」と続けてしまいたくなるところ。
しかし、それも次第に「また次回」と切り替えができるようになる、そんな生徒さん達の成長も見ることができます。
今年も、それぞれの生徒さんに応じた授業の中に、工作のように生徒さんの楽しみを交えた取り組みも取り入れながら、苦手な課題の克服につなげていきたいと思っています。