発達障害児専門の個別指導塾、ステラ個別支援塾・豊田校です。

幅広い年齢の生徒さんが通う当塾。
中高生にもなると一人で通塾することが増え、保護者の方との関わりが、半年に一度の指導状況報告書のお渡しだけになってしまうこともあります。
今回は、豊田校の生徒さん達への日々の取り組みの一例をご紹介します。

つまずき解消のため学年をさかのぼって基礎問題を取り入れる場合、教材の学年表記で生徒さんの自尊心を傷つけてしまう恐れも。
そんな時には、付箋などで学年表記を隠します。
特に体験授業では、生徒さんの学習の定着度合いの確認で学年をさかのぼることが多く、気をつけています。

学習では、生徒さんの得意な内容を取り入れます。
おしゃべりが苦手な生徒さんが、得意な小論文に取り組むことで、「難しい話も理解してまとめられる！」と自信につながります。
また、数学の基礎問題を繰り返すことで、定着と同時に「これならできる！」と肯定感を上げています。

具体的な工夫では、文字式の数字や記号を付箋に書き、実際に移項したり書き込んだりして、視覚的な理解を促します。
つまずく生徒さんの多いグラフは、クリアファイルを活用。
プリントを挟んだクリアファイルに水性ペンで書き込み、プリントを動かして座標をずらしたり、書いたり消したりを容易にして、抵抗感を減らします。

次第に難しくなる課題や受験への意識、対人関係の悩みなど、学年が上がるにつれて、不安な気持ちも出やすくなります。
豊田校では、普段の声かけをはじめ、生徒さんや保護者の方にいつでも相談してもらえる雰囲気作りを大切に、安心してもらえる支援を続けていきます。