発達障害のお子さまの強みを引き出すプログラミングとは
- 千種校
こんにちは。名古屋市・豊田市の発達障害専門の個別指導塾のステラ個別支援塾です。
最近「プログラミング」という言葉をよく耳にしますが、いったいプログラミングってどんなことをするの?と疑問に思っている方も多いかと思います。今回は発達障害のお子さまの強みを活かすプログラミングについてお話していきます。
プログラミングってどんなことをするの?
引用:wikipedia
う~ん、ちょっと難しいですよね。簡単にまとめると、コンピューターに自分がして欲しいことを順番に書き出した指示書を作るような作業のことをプログラミングといいます。
その際、コンピューターは人の言葉はわからないので、コンピューターが理解できる言葉=プログラミング言語を用いて指示をします。このプログラミング言語は英語のような全世界共通語となり始めています。
このプログラミングではスマホのアプリケーションを作ることができます。皆さんのよく知るTwitter・Instagram・Facebook・LINEなどはプログラミングで作られたものです。またゲームはもちろんのこと、テレビや身近なATMもそうですし、単純作業の自動化などもできます。
実はこのプログラミングは2020年には日本でも小学生も学ぶことが義務付けられました。すでに中学校では平成24年度にプログラミングが「技術家庭科」に取り込まれ実施されています。
このように国レベルで早急に必須科目として子供達に学ばせるには訳があります。
それは急成長するIT市場に対して、人材不足という予測が出ているためです。国の成長はIT技術無くしてはありえませんから、早急に人材を育てる必要があるのですね。
発達障害のお子さまの特徴にあった環境での仕事とは
発達障害や発達の遅れが気になるお子さまは、どうしても学習面での苦手を抱えてしまいます。そんな状況から社会に出た時に「うちの子は就職できるのだろうか?」と親御さんの心配のお声をよく聞きます。
発達障害のお子さまの特徴として「好奇心旺盛で興味が尽きない」「人間関係におけるコミュニケーションが苦手」「いつもと違うことや、環境の変化、予定していることがキャンセルになると動揺してしまうこだわり」などの面からも大勢の人と関わる仕事や、人の気分に左右されてしまいがちな接客業などは、しんどい物があります。
では、人とのコミュニケーションはさほど必要ではなく、ある程度合理的に仕事が進み、成果も○×がはっきりしている、こだわりにマッチし好奇心を刺激するなどを満たしている仕事はどうでしょう?こちらはむしろ得意分野といえますね。
プログラミングはそんな発達障害のお子さまの強みを発揮できる仕事にあたります。(IT企業に務めるプログラマーのうち1割は発達障害であると言われています。)
また、学習における苦手意識のままでは自尊心も低下していってしまいがちです。将来必要とされることが学校教育で教わる方法とは違っていても、できるようになることの方が学習面で困難をかかえるお子さまには必要だと思っています。
ステラのプログラミングコースとは
ステラではそういった発達障害のお子さまの強みに働きかける一つとして「プログラミングコース」を用意いたしました。
「入門コース」「基礎コース」「応用コース」と段階を踏んだステップアップ式の学習法ですので、初心者でも安心!
では内容を簡単にご紹介いたします。
- 入門コース
デジタル機器(タブレット・PC)を自由に使いこなし、世の中にある情報を活用する方法を学びます。コース後半では、プログラミングについて学び始めます。本コースを通じて自分で調べ、編集し、発表する力が身につきます。 - 基礎コース
入門コースで学んだ情報の活用方法をベースに、本コースでロボット・WEB・loTプログラミングの基礎を学びます。 - 応用コース
基礎コース履修者は、本コースにてloT・WEB・ロボットプログラミングの中から自分の興味のある分野のプログラミングをより深く学習していきます。
●プログラミングコースについて詳しくみる
プログラミングコースは将来へつなげるスキルの一つであり、またお子さまの得意分野を伸ばすことで、自身をつけさせてあげることは自尊感情形成にはとても有意義なことだと思います。
現在、ステラに通塾されていない方も大歓迎ですので、お気軽にご相談くださいね。本コースは千種校のみでの受講になります。
●ステラ個別支援塾 千種校