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ステラという「環境」で起こるコミュニケーションという「行動」

2018.08.22
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こんにちは。名古屋市・豊田市の発達障害専門の個別指導塾のステラ個別支援塾です。

ステラ個別支援塾には年長児さんから高校生まで、いろいろな学年のお子さんが通っています。

学校と比べるととても小さなコミュニティーなので、自然と相手との距離感が近く感じられます。コミュニケーションが苦手なお子さまにしてみたら、この距離感は難しいかとも思われますが、ステラでは時間とともにその距離感が縮まっていくようです。

各校舎において、紆余曲折しながら仲良くなったという生徒さんがたくさんいます。

女の子は仲間意識が強い傾向にあるので、同じ趣味だったり、年齢が近かったりとなにか共通点が合ったりすると、急速に距離が縮まるようです。

最初はお互いに「なんとなく気になる子」という感じのようですが、そんな時、タブレットの動画がきっかけとなり、どちらからともなく声をかけて、今ではすっかりお友達としてステラで会えることを楽しみにしているという生徒さんたちもいます。どちらかがお休みの時などは、「○○ちゃんは?」と先生に聞いてくるほどです。

男の子に至っては、最初はかなり警戒心があるようです。それでも毎回塾に来るたびに顔を合わせていると、興味が湧いてくるのでしょうか、相手の行動を観察したり、相手が見ているタブレットを覗き込んだりと、徐々に距離が近くなってきます。そのうち一言二言言葉を交わすうちに「なんだ、こいついいヤツじゃん」「おもしろいな~」となって、いつのまにか仲良くなっているという生徒さんもいます。

また、異学年でも塾で合う顔ぶれはほぼ決まっているので、お姉さんやお兄さんの行動やお話を見たり聞いたりして、またその逆もありで、徐々に交流しているということも多く見られます。

発達障害の特性上、興味の移り変わりが激しかったり、こだわりが強かったりと、相手との協調性をとるのはなかなか難しいものがあります。
そんな中でお友達と「うまくやる」ということは、子供たちのなかで協調性や社会性が芽生え始めている・・・一つの変化が起こっています。

最初はうまく伝えられなくて、ちぐはぐなコミュニケーションだったけれど、その都度感じる緊張や怖さ、戸惑い、いつもと違う状況以上に「加わりたい」「話したい」「一緒に楽しみたい」という意識が強く働いた結果ではないかと思っています。そうして自主的に挑戦し乗り越えられた時の体験は、成功体験として大きな成長の糧となります。

そういった想いが湧き上がる環境は、コミュニケーションが苦手なお子さんでも、「声をかける」「合わせる」という行動を促すきっかけを生みます。

ステラでは、伝えたい言葉が上手く出てこない様子の子には、そっと「○○○のときはどうやって言うんだった?」とヒントを出してあげたり、タブレットが見たくてもお友達との距離間が掴めずにいる子には「○○君も一緒に見たら?」と行動に移しやすいように背中を押してあげたりと、その場の状況やその子の特徴に合わせて環境を整えています。

つまり『環境』を整えることでお子さまの『行動』の幅をひろげ、調整力を高めることで実現できるということです!

ステラの基本はお子さまの自主性にまかせ力が引き出せるよう、そっと見守ることを心がけています。それが環境の大きな要因となっているかと思います。

子供は多くのさまざまな環境に直面しています。その環境をある程度整備してあげることは問題解決に必要なひとつであると思います。

ステラという「環境」で、お子さまのコミュニケーションという『行動』が起こることを
微笑ましく見守っていきたいです。

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