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「にじいろのさかな」は分け合うことの大切さを教えてくれる

2020.07.16
  • ステラのとりくみ
  • 港校

港校にはたくさんの絵本があります。港校の本棚の中に、「にじいろのさかな」(マーカス・フィスター作)という本があります。

主人公のにじいろのさかなは、にじいろに輝くうろこを持っていて、それが自慢。でも、いつもひとりぼっちでした。寂しく感じたにじいろのさかなは、ある日、どうしたらよいかをたこに相談します。すると、たこは言います。

「にじいろのうろこを分けてみたら?」

最初は抵抗していたにじいろのさかなでしたが、一旦友だちに渡してみると、友だちに感謝され、周りにはきれいに輝くさかなに囲まれて、大変嬉しい気持ちになるのでした。

そして、自分の持ち物を自分だけのものにするのではなく、みんなに分けることで喜びを得られることを知るのです。

なんとも教訓が深い絵本です。大人の私にも響きました。与えることの大切さを絵本を通して、子どもたちに伝えてくれています。

にじいろのさかな (作・絵: マーカス・フィスター 訳: 谷川 俊太郎 出版社: 講談社)

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