「にじいろのさかな」は分け合うことの大切さを教えてくれる
- ステラのとりくみ
- 港校
港校にはたくさんの絵本があります。港校の本棚の中に、「にじいろのさかな」(マーカス・フィスター作)という本があります。
主人公のにじいろのさかなは、にじいろに輝くうろこを持っていて、それが自慢。でも、いつもひとりぼっちでした。寂しく感じたにじいろのさかなは、ある日、どうしたらよいかをたこに相談します。すると、たこは言います。
「にじいろのうろこを分けてみたら?」
最初は抵抗していたにじいろのさかなでしたが、一旦友だちに渡してみると、友だちに感謝され、周りにはきれいに輝くさかなに囲まれて、大変嬉しい気持ちになるのでした。
そして、自分の持ち物を自分だけのものにするのではなく、みんなに分けることで喜びを得られることを知るのです。
なんとも教訓が深い絵本です。大人の私にも響きました。与えることの大切さを絵本を通して、子どもたちに伝えてくれています。