千種校の人気おもちゃに学ぶ強化子の仕組み
- 個別支援塾
- 校舎のようす
- 千種校
ステラ個別支援塾・千種校のカウンターには人気者がいます。
それは、カエル型のおもちゃです。丸いフォルムと大きな目が愛らしいのですが、指などで突いて揺らすと手足がバタバタと動きます。動きのパターンも何種類かあり、時々レアな動きをすることがあります。動きのパターンが豊富なことや不定期にレアな動きをすることは強化子にもなっているようで、子どもたちの関心を惹きつけています。
強化子の使い方はいくつもあって、例えば、褒め方のパターンを複数用意しておくと子どものやる気喚起に繋がりますし、毎回毎回褒めるのではなく、たまに褒めるようにするとその方が効果が高いことがあります。たまに褒めるような行為を部分強化と専門的には言いますが、カエル型のおもちゃを見ながら、よくできたおもちゃには心理学的な仕組みがうまく組み込まれているんだなと感心します。
子どもたちは、「どういう仕組みで動くのか」「レアな動きはどういうときに起こるのか?」などと話し合っており、子どもたちなりに考えている様子を見ているのはなんとも心地の良い時間です。
また、このおもちゃは、スタッフの私物でもあるので、「貸して」や「ありがとう」のやりとりのきっかけにもなっていて、コミュニケーションの仲介役としても活躍しています。