オノマトペ絵本で、ももたろうなどの名作童話に触れる
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- 高畑校
ステラ幼児教室・高畑校には、絵本もたくさん用意されています。絵本は、大人が読んでも面白く、示唆に富むものも多くあり、お子さんに読み聞かせながら、私たちの方が勉強になっていると言うこともしばしばです。
今回ご紹介する絵本は、音でよむ昔ばなしシリーズの「ももたろう」と「3びきのこぶた」です。どちらもリズミカルなオノマトペと動きのある絵だけで物語が楽しめる構成になっています。オノマトペとは、音や声、ものの様子や状態を象徴的にあらわす言葉のことです。ももたろうが桃から成長していく様子を「ぐんぐん」、3びきのこぶたに登場するオオカミが、煙突から火にかけられた鍋に落ちた音を「ザッバーン」と表現するなど、オノマトペが多用してあります。
オノマトペなら言葉がまだ少ないお子さんも理解しやすく、また、動きのある絵はワクワクする気持ちを駆り立てます。気づけば、お子さんも先生も大興奮してしまうという絵本です。
「ももたろう」で一番盛り上がるのは、鬼ヶ島でももたろうと犬・猿・きじが鬼と戦うシーン。「グサリ」「ボカ」「スカ」「ガブッ」「キキー」とあらゆる効果音や鳴き声が絵本上に所狭しと並び、臨場感が伝わってきます。
「3びきのこぶた」で一番盛り上がるのは、オオカミがこぶたたちが作った家を吹き飛ばすシーン。オオカミが大きな息を吸って、「びゅーーーー」っと息を吹きかけ、家を吹き飛ばします。1つ目、2つ目と大きな息で吹き飛ばします。そして、3つ目のレンガ造りの家。お子さんと一緒に先生も大きく息を吸って、「びゅーーー」と吐き出す。すると、レンガ造りの家は頑丈で吹き飛ばない。「ついにやったよ!オオカミに勝ったよ!」とお子さんと一緒に盛り上がります。
色んな絵本を効果的に使いながら、今日もお子さんと一緒に盛り上がります。