子どもの主体的な姿勢を引き出す為の工夫
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ステラ幼児教室・港校です。
療育を行う上で、お子さんが「楽しい」「やりたい」と思うような仕掛け作りは非常に大切です。学習指導要領の改訂でも話題になったアクティブ・ラーニングという考え方も、主体的に学ぶ姿勢のことを言い、療育の現場でも主体的な姿勢というのは非常に大切です。
教育や療育にて、どのようなものが効果的なのかの研究が世界中で行われていますが、それら研究での結果としても、主体性が大切であることが明らかにされ、これまで行われてきた詰め込み教育は見直されてきています。
この主体的な姿勢を引き出す為には、教材をどのように作るかや、どこに教材を配置するか、そして、どのように教材を提示するかということに先生がこだわりを持つことが大切です。どう演出するかで、子どもの興味関心はがらりと変わります。ここは、本当に先生の力が問われる場面です。
梵天入れという課題があります。それに楽しく取り組み、療育効果も高めるため、梵天入れをかわいいライオンやウサギにしてみました。
課題の内容や難易度によって使い分けられるように、縦置きタイプと横置きタイプの2種類を用意してみました。色を合わせたり、数を数えたり、見立て遊びに使ったりと色んな使い方ができ、見た目もかわいいのでより一層楽しく取り組めるようになりました。
「うさぎにきゃべつを食べさせて」
「うさぎに黄色2個」
「ライオンにイチゴ3個」
「うさぎに人参2本、ライオンにリンゴ3個」
と先生が言い、その通りに子どもが梵天を入れていきます。
梵天入れがかわいいので、お子さんも集中力を切らすことなく、楽しく課題に取り組んでいました。