立体パズルで知覚推理力を伸ばす
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日差しは暖かくなって来ましたが、まだまだ寒い日が続きますね。春はすぐそこまで来ています。
今回は、これまでに何度かお話しさせて頂いているWISCのお話です。WISC検査の中に、「知覚推理」という項目があります。これは、目で見た情報の処理や非言語の情報による処理がどれだけできているかを調べる検査です。理数系の得意さもこの検査で調べることができます。
この「知覚推理」が苦手なお子さんは、図表や絵の理解の弱さ、視覚的イメージ使用の困難、空間認知の弱さ、地図の読み取りの弱さ、机の上やロッカーや部屋の整理整頓の苦手さ、視覚情報の中から必要な情報を見つける力の弱さがあると言われています。特に、空間認知が弱いと算数では図表やグラフ、平面図形や空間図形が苦手であると言われています。先に上げた項目は、中学数学ないしは高校入試の数学では、かなり重要な位置を占めています。そして、ちょっと練習したくらいではなかなか伸びない能力でもあるので小さいうちから鍛えておきたい能力です。
空間認知を身につけるのに何か良い教材はないでしょうか?
刈谷校では「頭の良くなるペンタキューブ」という立体パズルを採用しています。
これは木製のベースに立体のパズルを組み合わせて直方体を完成させるという教材です。ベースは穴の位置を変える事ができるので組み合わせは無数にあり、難易度も変える事ができます。プリント学習だけだとどうしてもつまらなくなってしまうので、授業の合間に行っています。ゲーム感覚で学べるので、刈谷校のお子さんにも人気の教材です。
ステラ個別支援塾では、このようにいずれ訪れる受験を念頭にお子さんの苦手を支援する教材を多数取り揃えています。是非一度教室までご相談ください。
今回の教材:「頭の良くなるペンタキューブ」製造元:学研ステイフル
参考文献:「日本版WISC-IVによる発達障害のアセスメント 代表的な指標パターンの解釈と事例紹介」著者:上野一彦 松田修 小林玄 木下智子 出版社:日本文化科学社 (編集済み)