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感染対策をしながらしっかりとした療育を

2022.06.09
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  • 幼児教室(児童発達支援)
  • 名駅東校

ステラ幼児教室・名駅東校です。

マスク生活が2年経過し、ステラに通うお子さんの中にはマスクを外した先生の顔を見たことがない、という子も多くなってきています。

今回は子どもの言語発達について一つの研究を紹介します。

 
京都大学大学院教育学研究科の明和教授らの研究チームは、発話者の口を見る傾向が強い乳児ほど、音声模倣を行うという新たな事実を発見しました。
同時に、発話者が乳児とアイコンタクトをすると、音声模倣が促進されるという事実も明らかにしました。乳児は、複雑な言語環境に適応するために、音声に加えて発話者の顔に含まれる多様な情報を効果的に利用しながら音声模倣を行っていきます。本研究の成果は、言語発達の支援法として、乳児の顔を見つめながら発声を誇張して働きかけることがきわめて重要であることを示しています。

参考 相手の口を見る赤ちゃんほど音声を模倣することを発見 -言語発達の新たな支援法の開発にむけて-

 
つまり、子どもは養育者の顔を見ることによって言語発達が促されるということです。

マスクの着用が当たり前になっている現代において、口元が見えない、表情が分かりにくいということは子どもの言語発達に影響があるといえます。
コロナによるマスク着用の考え方は日々変化していますが、だからといってマスクをはずして生活をするわけにもいきません。

そこでステラ幼児教室では、授業の際にお子さんの実態に合わせて、フェイスシールドやマウスシールドを活用しています。
 

 
初めは見慣れないため不思議そうにするお子さんもいますが、口元に注目してくれる頻度はマスク着用時より増え、模倣が進んできているのを実感しています。

コロナ禍はまだ続きそうですが、今後も社会状況に合わせながらよりよい療育を目指していきたいと思います。

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