お子さんのアセスメントツール
2013.12.03
- 発達検査・心理検査等
WISCや田中ビネーなどの知能検査だけでは、とらえられないお子さんの特性を
つかみたい場合に他の検査とバッテリーを組むことがあります.
たとえば何か自分が気に入らないことが起こった時に
・パニックを起こす
・自傷行為にでる
・大泣きしてしまい平常態になかなか戻れない
などの行為がみられる場合、当の本人も対処の仕方がわからずにそうなっているケースもありますし、サポートする側の親御さんも勉強よりむしろそっちの対処法で困っているケースがあります。
そのような欲求不満状態になった際に、どのように反応するか、またどの方向に攻撃が向かうのかをはかるのが「P-Fスタディー」という検査です。
生徒の反応・攻撃の方向性を事前につかめていると、SST(ソーシャルスキルトレーニング)などで対処方法を学ぶことができ、サポートする側だけでなく本人も楽になると思います。
検査をとるのが目的になってしまうと問題ですが、問題解決に向けて必要なツールであれば、どんどん取り入れていこうと思います。