センター試験が廃止!?達成度テストは発達障害者にとってどうなのか
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以前にセンター試験が廃止されるかもしれないという記事を書きました。
(以前の記事:センター試験が廃止の流れ。発達障害者への支援は)
現段階ではまだまだどうなってしまうかは分かりません。
現在のセンター試験は5年後(2020年)に廃止する予定だそうです。
ステラにも5年後、大学受験をする生徒さんがいるので、以前の記事を公開した後もセンター試験廃止については個人的に調べていました。
そしてBenesseさんからこんな記事が出ていました。
大学入試もパソコンで!? 改革の流れを専門家が解説
この記事で出てくる「達成度テスト(発展レベル)」とは「大学入学希望者学力評価テスト」のことだと思って問題ありません。
どちらも仮称でまだ名前さえ決まっていないのが現状です。
センター試験を廃止し新たなテストを2020年には実施する予定とのことですが大丈夫なのでしょうか。
この記事を要約すると、新しくセンター試験に代わる、複数回受験できるテストをパソコンで受けることが出来るかもしれない。
パソコンで受験することにより、一人ひとり異なる問題を出題することができ、受験生の本当の能力を測る事が出来る。
ということの様です。
この、パソコンで受験する、という事を発達障害を絡めて少し違う視点で見てみたいと思います。
発達障害を持った方の中には鉛筆で文字を書くのが苦手という方がいます。
ステラの中にも書くのが嫌い、もしくは苦手という生徒さんはいるようです。
この様な方がパソコンで受験できるようになれば、きっとより本来の力が発揮できるようになるのではないかと思います。
もちろんパソコンで受験するデメリットも考えられます。
パソコンには漢字予測変換機能がある点。
パソコンの操作に慣れていないと抵抗がある点。
パソコンで問題を出題する技術が早期に確立できるかという点。
挙げればきりがないとは思いますが、より多くの受験生を納得させられる手段を取ってほしいと思います。
今後も注目したいと思います。
[参考]
・Benesse 教育情報ヘッドライン(http://benesse.jp/news/)