不登校児における発達障害の意外な割合
- 発達障害
- ASD(自閉症スペクトラム)
- 知的障害
- その他障害・疾患
- ADHD(注意欠如多動性障害)
- ダウン症
- LD(学習障害)
- 進学・受験
今回はNEWSポストセブンさんより発達障害に関連したうつ病についての記事があったので紹介しようと思います。
一生涯のうちにどれくらいの割合の人がうつ病になるかご存知でしょうか。
およそ10~15人に一人は生涯にうつ病を経験するといわれており、きわめて発病頻度の高い病気といえます。
うつ病は大人の病気と思われがちですが、小学生の1.6%、中学生の4.6%がうつ病と診断されたそうです。
これは北海道大学による調査で、とても驚きの結果だと思われます。
そして、不登校はうつ病が原因でなってしまう事が多いとされていますが、不登校児における発達障害の割合は
小学校で4.0~16.1%、中学校で2.1~24.8%、高校では13.3~31%を占めるそうです。
またうつ病の子供は発達障害を併発していることも少なくないといいます。
原因としては、発達障害児は幼いころから怒られ、理解されず、理不尽な思いをすることがあります。
それにより、「自分はダメな子なんだ」と思い込んでしまい、うつ病を併発してしまうからです。
(NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20140922_277637.html 参考)
また、文部科学省の学校基本調査によると、2013年度に年間30日以上欠席した不登校の小中学生は計11万9617人いるそうです。
これは前年度より約7000人増加したことになります。
同調査で不登校の小中学生がが増加したのは6年ぶりということです。
最後に、この記事に関連して、以前に「不登校のお子さんを支援」というテーマで記事を書きました。
(http://tinyurl.com/lzjt8tu)
よろしければ、そちらもご一読ください。