「学習障害」の呼び名が変更
2014.06.02
- 発達障害
- ASD(自閉症スペクトラム)
- ADHD(注意欠如多動性障害)
- LD(学習障害)
- 障害診断について
こんにちは。名古屋市・豊田市の発達障害専門の個別指導塾のステラ個別支援塾です。
アメリカの精神医学会が定めた精神医学の世界的な診断基準の「DSM」が19年ぶりに改定され、第五版である「DSM-5」が発行されました。
それに伴い、英語の病名の翻訳で様々な用語が混在しないようにと検討され、学習障害や注意欠陥多動性障害などの名称が変更されました。
『読み書きが困難な学習障害は「学習症」、アルコール依存症は「アルコール使用障害」に-。日本精神神経学会は、精神疾患の病名の新しい指針を公表した。差別意識や不快感を生まないようにし、病名を周知させる狙い。』
出典:学習障害→学習症 パニック障害→パニック症 精神神経学会が病名変更指 (つなごう医療 中日メディカルサイト)
基本的には子どもや若い世代の病気を中心に「障害」を「症」に名称を変更したようです。(アルコール依存症のみアルコール使用障害に変更)
他にも「アスペルガー症候群」や「自閉症」を「自閉スペクトラム症」に統一されるのが確定となりました。
(これは以前にステラのブログでも少し取り上げました。>>◆アスペルガーという分類がなくなる見通し)
●名称が変更された主な精神疾患
・学習障害→学習症
・注意欠陥多動性障害→注意欠如多動症
・アスペルガー症候群、自閉症→自閉スペクトラム症
・パニック障害→パニック症
・言語障害→言語症
・性同一性障害→性別違和
・アルコール依存症→アルコール使用障害
・拒食症→神経性やせ症
(出典:学習障害→学習症 パニック障害→パニック症 精神神経学会が病名変更指 (つなごう医療 中日メディカルサイト))
(出典:岐阜新聞)