春はお子さんの精神的な不安定さに注意
- 発達障害
- 支援方法・家庭での過ごし方
新年度が始まり1週間ほど経ちましたが、いかがお過ごしですか。
環境がガラリと変わった方も少なくないと思いますが、慣れましたでしょうか。
さて、今日は春先に起きる精神的な不安定さについてお話ししようと思います。
先日ステラの先生が、春は精神が不安定になりやすくうつ病患者が増えたり、うつ病が悪化したりするということを言っていました。
そういえば、私は小さいころから、新年度はどうも精神的に疲れてしまい、気分が落ち込んでしまうことがありました。
(この様な理由で大人になった今でも4月はあまり好きではありません)
(写真はイメージです)
また、ステラに来ている生徒さんの中にもどうも最近テンションがおかしいなあ、という子が何名かいました。
(新生活が楽しみでとてもわくわくしている子もいれば、少しナーバスになっている子もいました)
この春というのは3つの原因で気分が落ち込みやすいといいます。
1.寒暖差
2.気圧の変化
3.新しい生活
1.は 言わずもがな、皆さん感じていると思います。寒の戻り、花冷えとか言いますよね!
昨日毎日新聞さんより『天気:10日ごろまで寒の戻り…寒暖差10度超の地域も』という見出しのニュースが出ていました。
2.も 皆さん非常に感じていると思います。もちろん気圧自体は感じることはできないのですが
(引用:「Yahoo!天気」(http://weather.yahoo.co.jp/weather/))
これを見てわかるようにとにかく天気がガタガタ、天気の移り変わりが激しい。気圧が変化している証拠ですね。
この1.2の理由で、自律神経という循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するための神経が、変化に対応しようととするのですが、場合によってはバランスが崩れてしまいます。
これにより自律神経がコントロールしている気持ちが不安定になってしまい、気分が落ち込んでしまうのです。
また、3.はお子さんであれば、クラス替えがあったり、中学生になったりと新しい生活・環境となります。
特に発達障害のお子さんだと、新しい環境に適応するのが苦手、今までのルーティーンを崩したくないという傾向のあるお子さんもいます。
このような理由で春は精神的に不安定になりやすいですので、保護者の皆さんはお子さんのことをしっかり見てあげてください。
特に発達障害のお子さんは3番の新しい生活の影響を受けやすいお子さんもいます。
話を聞いてあげたりして、そのお子さんに合ったメンタルのサポートをしてあげてください。