ITで発達障害者の支援
- 発達障害
- ASD(自閉症スペクトラム)
- ADHD(注意欠如多動性障害)
- LD(学習障害)
- 支援方法・家庭での過ごし方
今回は、前回の「発達障害を持つ方へのセンター試験での配慮」に関連した記事を紹介したいと思います。
(前回の記事 「大学入試センター、発達障害への配慮」)
読売ONLINEさん( http://www.yomiuri.co.jp/ )に掲載されていた
発達障害の子ども、ITが学習支援
という記事です。
問題文を選択すると、音声ソフトが読み上げてくれたり、解答を手書きで記入する代わりにキーボードで入力することができる機器を使い児童に「配慮ありテスト」を受けてもらいました。
児童たちはその直前、紙と鉛筆の「配慮なしテスト」も受けていました。
2つのテストの難易度は同じだが、「配慮あり」の得点が「なし」の2倍だった子もいたという。
感想を聞いてみてもこのようなものがあると助かると語っていたようです。
(読売ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/campus/cfront/20140825-OYT8T50056.html 参照)
このようなIT技術が大学入試センター等の試験でも用いられることが認められるようになれば、今まで以上に発達障害を持つ方の活躍の場が広がるのではないでしょうか。
また、この記事に関連して現在ある発達障害の方を支援するIT技術を探してみました。
東京都障害者IT地域支援センターさん(http://www.tokyo-itcenter.com/index.html)が
「iPhone、iPad用・障害のある人に便利なアプリ」や「Android携帯用・障害のある人に便利なアプリ」が紹介されていました。
例えば、コミュニケーションを支援するアプリとして「かなトーク」というものが紹介されていました。
(https://itunes.apple.com/jp/app/id409952875?mt=8)
このアプリは、入力された文字を読み上げる、音声発声型意思伝達アプリで、障害で発声が困難な方のコミュニケーションツールとして利用することができます。
このような技術を使用して、より豊かな生活が送れるようになるといいですね。