Joe’s world(ジョーズ・ワールド)、発達障害の男の子が描く癒しの世界
- 発達障害
- ASD(自閉症スペクトラム)
- 支援方法・家庭での過ごし方
出典:岐阜新聞
先日、岐阜新聞さんに取り上げられていた、発達障害の男の子と彼の描く絵の世界を少し紹介します。
彼の名前は丈君。言葉が出るのが遅く、幼稚園就学前に発達障害(自閉症傾向のある広汎性発達障害)と診断されました。
この重すぎる診断に母親は途方に暮れ、枕を濡らす日々だったそうです。
そんな中、3年前転機が訪れます。彼が絵を描き始めました。丈君の描く対象は、はじめは大好きな魚、それから恐竜や人へ移っていきまいした。絵を描き始めて、表現や表情が豊かになっていきました。
しかしながら、症状が劇的に良くなるという事はありません。そんなある日、丈君が母親に、泣き顔に大きなバツ印の付いた絵を差し出したそうです。「いつまでも泣いていてはいけないというメッセージだ」と感じ、ようやくどんなことも一緒に楽しみながら生きていくという覚悟が決まったそうです。
さて、丈君の絵を商品化するのを思いついたのは2年前。彼の絵には人を癒す力があるのに気付いていたからです。また、生きていくための術を身につけるためでもあります。
ブランド名は『Joe’s world(ジョーズ・ワールド)』
彼に関わる人たちが何となく感じる幸せ、絵が生み出す世界を広げたいという願いが込められています。
私も『Joe’s world(ジョーズ・ワールド)』のウェブページを拝見させてもらいました。
商品のバリエーションはまだまだ多くはありませんが、どれもどこか愛くるしいイラストが入っています。
出典:Joe’s world
またJoe’s worldのウェブページにはギャラリーとして、丈君の描いた絵が何点か掲示されておりほっこりしてしまいました。
また、ウェブサイトだけでなくフェイスブックページもあり、そちらにも何点か絵が掲示されていました。
ウェブサイトでは載っていないパソコンで作成された絵が掲示されており、また違った味があり見入ってしまいました。
ぜひ、皆さんも『Joe’s world(ジョーズ・ワールド)』を味わってみてください!
[参考]
・岐阜新聞
・Joe’s world (http://www.joes-w.com/)