大阪市更生療育センターは、心身に障がいのある方と障がいのある子どもに専門的訓練と自立に向けた支援を行っています。
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大阪市更生療育センターは、大阪市が昭和59年に設置した大阪市立心身障がい者リハビリテーションセンターの訓練部門であり、社会福祉法人 大阪市障がい者福祉・スポーツ協会に運営が委託されています。
リハビリテーションセンターの相談・判定部門や子ども相談センター等と連携し、身体に障がいのある方と障がいのある子どもの日常生活及び社会生活の自立を目標に専門的訓練と支援を行っています。
大阪市更生療育センター
センター概要
住所 | 大阪市平野区喜連西6-2-55【GMAP】 |
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電話番号 | 06-6797-6681(更生部門) 06-6797-6682(療育部門) |
ホームページ | http://www.fukspo.org/ortc/ |
主なサービス内容
大人対象の障がい者支援施設が行う更生部門と、児童対象の福祉型児童発達支援センターや障がい児等療育支援事業などの療育部門があります。
障がい者支援施設(日中:自立訓練、生活介護 夜間:入所支援)
主に大阪市内に居住している身体に障がいのある方や高次脳機能障がいのある方を対象に、自立した地域生活や社会生活が送れるよう、身体機能や生活能力の向上を目指した訓練を提供しています。また、職場や家庭への復帰・社会参加に関する相談や助言、その他必要な日常生活上の支援を行っています。標準利用期間は原則1年です。
短期入所事業
大阪市内で在宅の身体障がいを持つ方を介護している家庭で、保護者等が疾病、冠婚葬祭などの理由により一時的に介助が困難になったとき、短期間入所することができます。空床型のため、センターのベッドがあいた時に利用ができます。
通所訓練事業
肢体訓練事業と言語訓練事業があり、大阪市内で在宅の15歳以上の方を対象に通所で訓練を行っています。肢体訓練事業では、身体障がいを持つ方に日常生活動作の向上を目指した自主訓練の習得や身体機能の改善・向上を図るための訓練を行い、言語訓練事業では言語に障がいがある方に、コミュニケーション機能の改善・向上を図るための言語訓練を行っています。いずれも利用期間は6か月です。
福祉型児童発達支援センター
(障がい児相談支援事業・保育所等訪問支援事業併設)
親子通園のクラスと保護者と分離して通園するクラスがあり、親子通園のクラスには在宅児中心のクラスと保育所などと並行して通園するクラスがあります。療育内容は集団支援、個別支援、保護者支援を行い、保育所等訪問支援事業を利用して、保育所等での生活支援も行っています。障がい児相談支援事業では、療育に関する相談をはじめ、通所支援サービスの利用手続き等を支援しています。
発達障がい児専門療育機関
大阪市内に住む自閉症スペクトラムなどの診断を受けた就学前の児童を対象に個別的・専門的な療育を行うとともに、保護者が児童の特性を理解し、療育場面で身につけたことを日常生活の場に活かすことができるように研修等を行っています。
障がい児等療育支援事業
大阪市内に住む障害を持つ子どもで、原則として通所支援や福祉サービスを利用していない方を対象としています。訪問による療育指導や、外来による療育指導、また関係機関の職員に対する指導も行っています。