大手前整肢学園は、大阪赤十字病院と連携し、医療と福祉サービスを提供しています。
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大手前整肢学園は、もともとは日本赤十字社が受託運営する大阪府立の肢体不自由児施設として開設しました。その後、重症心身障がい児施設も開設し、大阪府より日本赤十字社に移管されました。現在は大阪赤十字病院に隣接し、病院の機能と、障がい児を支援する福祉施設の機能の両方を持っており、入所・入院している子どもを対象とした、大阪府立堺支援学校大手前分校(小・中学部)も併設されています。(※写真は大阪赤十字病院です)
大阪赤十字病院附属大手前整肢学園
センター概要
住所 | 大阪市天王寺区筆ヶ崎町5-30 大阪赤十字病院 東館1~3階【GMAP】 |
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電話番号 | 06-6775-1900 |
ホームページ | https://www.osaka-med.jrc.or.jp/seishi/ |
主なサービス内容
医療型児童発達支援センター、保育所等訪問支援、相談支援、外来診療、医療型障がい児入所施設などがあります。
医療型児童発達支援センター
1歳から就学前までの運動発達の遅れや身体に障がいのある子どもに対して、保育や訓練を行っています。子どもの成長を保護者と共に見ていくために親子通園をしており、午前・午後に分かれて、リハビリテーションと保育を交互に行っています。リハビリテーションは、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を行っています。
保育所等訪問支援
保護者から相談を受け、必要に応じて訪問支援員が保育所等を訪問しています。環境を把握した上で、生活場面での介助方法や活動への参加の仕方、生活における様々な問題や課題を共有し、集団生活への適応を図りながら子どもの発達を支援しています。
相談支援
相談支援専門員が相談を受け、本人が希望する生活や、本人に合ったサービスを一緒に考え、福祉サービスを利用するための利用計画・障がい児利用計画を作成しています。
外来診療
整形外科・小児科・泌尿器科・精神神経科があり、原則として、他医療機関などの紹介により診療を行っており、診療は予約制です。
また、脳性麻痺、二分脊椎症などの運動障害とその合併症を中心に、専門的医療とリハビリテーションの提供を外来で行っています。
医療型障がい児入所施設
肢体不自由児床が20床、重症心身障がい児床が40床あり、単独入所と親子入院があります。単独入所では、集中的なリハビリテーションや手術が必要と判断された場合、療育が必要な場合に、生活支援および医療を提供しています。親子入院では、主に乳幼児対象に親子で4週間入院し、早期に集中的なリハビリを行っています。また、日常生活支援なども行い、退院後の継続的な療育につなげています。