災害時の発達障害児・障害者支援エッセンス
2014.08.18
- 発達障害
- 支援方法・家庭での過ごし方
2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災はまだ記憶に新しいとは思います。
また、この中部地方を震源とした南海トラフ地震も明日起こるかもしれません。
来るべき震災に備えて様々な団体が「防災ハンドブック」というものを発行しています。
特に今回は発達障害を抱えている方や、発達障害を抱えている方を支援するための「防災ハンドブック」を紹介します。
発達障害に関して、当事者、ご家族、支援者、自治体関係者等に向けて幅広い情報提供を行っている
「発達障害情報・支援センター」
(http://www.rehab.go.jp/ddis/)が発行した「災害時の発達障害児・者支援エッセンス」というものを取り上げます。
まず、東日本大震災に関して、発達障害児・者やご家族の状況やニーズに関して調査を行なったところ、発達障害児・者のさまざまな困難が明らかになりました。
例えば、停電によりDVDが見れずにパニックになってしまったり、他の人に迷惑をかけてしまうのでなかなか避難所が使用しずらかったそうです。
このような教訓を踏まえ、今後我々が準備しておく物や、設備、また周りの人々ができる発達障害を抱えた方への心のケア、ストレスへの対処法が記載されています。
発達障害の方や、そのご家族の方のみならず、皆さんに読んでほしい内容になっています。
今回紹介した「災害時の発達障害児・者支援エッセンス」は以下のURLより閲覧することが可能です。
「発達障害情報・支援センター」さんのホームページへは以下のバナーより飛ぶことが可能です。