放課後等デイサービス(児童デイサービス)で用いられている支援手法
2014.08.28
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「大阪の児童発達支援・放課後等デイサービスの現状報告」を読みました。
この報告書は、平成24年に作成されたもので、放課後等デイサービスが始まったばかりでその事業がどのように進んでいるかをまとめたものです。その中に、興味深い項目がありました。
Q.どのような支援手法を使っていますか?
A.
・視覚支援 42事業所
・感覚統合 21事業所
・コミュニケーション支援 32事業所
・その他 13事業所
(n=69)
コミュニケーション支援としては、PECS、絵カード、マカトン。
その他としては、音楽療法、モンテッソーリ療法などを用いているようです。
・PECS
絵カードを用いたコミュニケーションシステムで、自発的に言葉で十分にコミュニケーションが取れない方向けのトレーニング手法です。
・マカトン
手話法をルーツにしたコミュニケーション法
・モンテッソーリ療法
マリア・モンテッソーリが体系化した教育手法。
(1) 自分の自由意志で取り組む
(2) 自分のリズムで納得いくまで繰り返す
(3) 全力を傾注する。繰り返しながら集中する
(4) やり抜いた後に、深い充実感を味わう
という4つの道筋を歩み抜く経験をさせる手法。
各事業所で、色々な手法を用いて支援を行っているのが分かりました。
ステラでも様々な手法を取り入れながら、発達障がいの生徒さんの支援ができるように日々勉強をして参ります。