入学・進級シーズン、サポートブックを活用しよう
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こんにちは。名古屋市・豊田市の発達障害専門の個別指導塾・児童発達支援のステラ幼児教室・個別支援塾です。
入学の準備の一つとしてサポートブックを検討してみてはいかがでしょう!
2月も半ばに差し掛かり、小学校の入学説明会が開催され、ランドセルなど小学校で必要なものの準備を始めている方も少なくないと思います。
さて、小学校入学に際して、お子様が発達障害などをもっている場合などサポートしてくださる先生に特に何か知らせておきたいという方もいらっしゃると思います。
ここで、お子さんの特徴を伝えるツールである『サポートブック』の紹介をしたいと思います。
以前にも紹介したのですが、とても有用なツールなので入学・進級シーズンであるこの時期に再度紹介したいと思います。
サポートブックって何?
サポートブックとは、学校などでお子さんに関わる人たちにお子さんの特徴を知ってもらい、適切な対応や支援をお願いするためのお子さんの「ガイドブック」のようなものです。また、お子さんの「取扱説明書」という言い方をする人もいます。(私はこの言い方は好きではありませんが・・・)
どのような言い方にせよ、お子さんの特徴や得意なもの、苦手なもの、何か起きた時の対処法などをお子さんの支援をしてくれる方にお伝えする時に使うものです。
どうしてサポートブック?
春から小学校に入学されるお子さんはもちろん、進級で担任の先生が変わる場合などお子さんの情報を先生にきちんと伝えておきたいですよね。
「うちは毎年先生に言ってます。」という方もいるかもしれません。
しかし、口頭でお子さんのことを伝えても伝えきれていなかったり、伝えても対応がわからずお子さんに沿った対応をしてもらえないこともあるかもしれません。
そのような事態を防ぐために、お子さん専用のサポートブックを作って特徴や何か起きた時の対処法などをお知らせします。お子さんのことを先生方にも理解をしてもらうことでお子さんに沿った対応をしてもらえると思います。
どんなものを使えばいいの?
サポートブックは決まった様式があるわけではありませんが、「何から書けばよいか・・・」、とか「こんなことまで書いてしまって大丈夫かな?」など、わからないこともありますよね。
でも大丈夫です!
最近はネット上にサポートブックのテンプレートがあります。
また、以前このブログでもご紹介させて頂きました“楽々かあさん”こと大場美鈴先生のホームページにもサポートブックのテンプレートがあります。
楽々かあさんが提案しているサポートブックは使いやすいみたいで、このサポートブックを使っているお子さんがステラにも何人かいますし、さらに豊田校でもつい先日
「新学年が近いのでこのサポートブックを準備します」
と言っていた保護者様がいらっしゃいました。
先生にお伝えすべきことはテンプレートに沿って書けばよく、そしてとても有り難いことに「書き方の心得」「渡し方の心得」というのも載っています。
初めてサポートブックを作るという方もとても安心ですね。
さいごに
発達障害を持った子どもたちは日々、学校などで苦手なものと戦っています。そして進学・進級は新しい環境ということで普段以上にパワーを使います。この時期ストレスを抱え体調を崩す子たちも少なくありません。
少しでも子どもたちが過ごしやすく、勉強しやすい環境にするため、サポートブックを活用してみてはいかがでしょうか。
【参考】
・楽々かあさん
http://www.rakurakumom.com/