就学時健診③ 就学時健診の流れと、事前準備
2023.06.30
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就学時健診はどのような流れでしますか?
保護者の方と一緒に来て、受付を済ませた後、お子さんのみで健診を受けに行きます。健診場所には、その学校の5、6年生の児童や先生に連れて行ってもらうことが多いです。
お子さんが健診を受けている間、保護者の方は別室で(市町村によって内容は異なりますが、)入学説明会や学校生活についての話や、PTAの説明などがあるところが多いようです。
お子さんの健診が終わりましたら、健診結果を受け取ります。
健診結果で虫歯など、治療が必要なところが見つかった場合は、入学するまでに治療しておくようにしましょう。
就学時健診を受ける前にどのような準備をしているといいですか?
事前にどのようなことをするかお子さんに説明しておくと、安心して受けることができると思います。
保護者の方と離れて健診を受けるので、初めてのことや初めての場所に不安を感じるお子さんには、学校のお兄ちゃんやお姉ちゃんや先生が連れて行ってくれることや、「学校に行く前にお医者さんに病気がないかをみてもらうよ」などと伝えておきましょう。
口頭での説明だけではイメージが浮かびにくいお子さんには、健診の内容の絵や写真などを見せて説明してもいいでしょう。(例えば、前回のコラムに載せた絵もわかりやすいかと思います。)
また、口の中などを見てもらうことに抵抗があるお子さんは、例えば歯科でブラッシング指導を受け、口を開けて見てもらうことに慣れておくことも一つの方法です。
視力検査が初めてのお子さんは、片目を手やハンカチなどで押さえて、輪の開いた方向を答える(または指で示す)練習を家でやってみるのもいいですね。
お子さんが健診を一人で受けることが難しいなど、健診時にサポートが必要な場合は、事前に市町村の教育委員会に相談しておきましょう。