現役東大生が実践している「勉強法」のきほん ~PDCAサイクル編~
- 進学・受験
先日、『現役東大生が実践している「勉強法」のきほん』という本を読みました。
この本は、一つのトピックについてイラストを交えながら要点を押さえて説明してあり分かりやすかったです。
しかし、受験勉強ではなく勉強全般について書かれた本なので、「これは受験勉強に応用できる」と思った内容を受験勉強に当てはめて紹介しようと思います。
勉強計画を立てる
効率よく勉強し成績を上げるためには、ただやみくもに勉強していたらいけません。
自分に合った計画を立て、それに沿って勉強していくとよいと思います。
では、どのように計画を立て、勉強していくとよいのでしょうか。
ここでは「PDCAサイクル」を用いて計画を立て勉強する方法を紹介します。
まずPDCAサイクルとは
Plan(計画)=これからすることを考える
Do(実行)=計画したことを実行する
Check(評価)=結果が良かったか悪かったか判断する
Act(改善)=見直しをかけて、次の計画に進む
を順々に行うことです。
これを受験勉強に当てはめてみましょう。
Plan(計画)・・・{自分の苦手な分野/志望校の入試問題でよく出る分野/・・・}を{教科書/問題集/・・・}を使って勉強する、という計画を立てる。
ここで苦手なところは今までの定期テストで解けなかった範囲や、ワークをやって出来が悪かったところなどから洗い出します。
また、その内容は教科書を読めばできるようになるのか、それとも問題集をやるべきなのかなのは自分の実力と比較して決めると良いと思います。
Do(実行)・・・計画に沿って勉強する。
Check(評価)・・・確認の問題を解いてみて解けるようになったか、理解できたかを評価する。
Act(改善)・・・計画したことが出来ていないようであれば、用いた教材や勉強時間、勉強量が適切であったかを見直し、再度計画をします。
計画したことが出来ていれば、次の範囲に取り掛かるために計画を行います。
このようなサイクルで計画を立て、実行していくと良いと思います。
では次回『現役東大生が実践している「勉強法」のきほん ~暗記編~』もぜひご一読ください。
[参考]
・東大家庭教師友の会『現役東大生が実践している「勉強法」のきほん』
・harappa Office(http://harappa-office.com/about/about-pdca/)