よりよい支援へ 〜発達障害児への教員を増加〜
2016.12.24
- 発達障害
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- 進学・受験
寒い日が続いたと思ったら突然暖かくなったりと、体温調節の難しい日が続く今日この頃。
体調崩されていませんか?
そんな年の瀬の迫る中、来年度に向けて、文部科学省がこんな決定をしました。
「発達障害児への教員を増加する」
2017年度より、通級指導や外国人児童の日本語などを教える教員が、増員されるそうです。
通級とは、特別支援教育のひとつで、通常のクラスに在籍しながら、一部の授業を他の教室で受けるなど、個別に支援を受けることのできる制度です。
法改正により、対象となる児童・生徒の数に応じて、教員数が決まる仕組みになりました。
これまで、教員一人が16.5人の児童・生徒を見ていましたが、今後は教員一人につき13人と、より手厚い支援が期待できます。
また、「通級待機」となっていた児童・生徒にも対応できると期待されています。
学校側の支援があまりなく、途方に暮れる親御さんのお声、私も時折耳にしていました。
教員が増えることにより、学習に不便さを感じる子どもたちに寄り添う指導が、より発展することを願っています。
「発達障害児への教員、強化 教員1人に16.5→13人」朝日新聞デジタル
「発達障害の担当教員増へ 公立小中で不足解消目指す」西日本新聞