教室にはいろんな教材があります。手作りのもの、本物に近いもの、いろんな素材のものなど、色とりどりの教材を揃え、子どもたちが楽しく取り組めるように、授業内容を考えています。

牛乳パックで作ったパペット人形は、子どもの発達段階に応じて食べ物の名前を覚えたり、数を数えたり、スプーンや箸の練習を行ったり、様々な課題に取り入れています。

授業で使う椅子は、子どもに合わせていくつか用意しています。子どもの発育に合わせた椅子を使うことで、正しい姿勢がとれ、集中力が上がり、学習効果が高まると言われています。

子どもの好きなものを課題に取り入れることもよくあります。好きなものを取り入れることで、苦手な課題でも興味を持ったり、集中力を高まったり、より意欲を持って取り組むことができます。

教室には手作りのカレンダーがあります。子どもの発達に合わせて、数字の読み方や数字の順番、曜日の確認など、いろんな使い方をして、数字や日にち、曜日の理解を深めていきます。

手先が不器用、制作が苦手という子どもには、『できた』という達成感を感じられるように、簡単な工程で完成度が高くなるように工夫して制作の課題を作っています。